売買物件
この物件は成約済みです。
◎こちらは、ことのは不動産が行う空家改修再販プロジェクト「編む」の第一弾物件です。
これまでの経緯はこちらをご覧ください。
卯辰山のふもとから浅野川にかかる常盤橋を渡ったあたり、藩政期には加賀八家・横山家の一族や家臣の屋敷が立ち並んでいた場所だそうで、今も静かな住宅地が広がっています。
そこに建つ昭和2年築のこの町家は、平成に入ってから長らく空家となっていましたが、この度ことのは不動産が買い取り、令和の幕開けとともに改修を始めることになりました。
最初にこのおうちを見た時からとても気に入っていた2階の縁側は、極力そのままの雰囲気を残して、リビングの一部に。
障子を開け放てば、縁側越しに大きく育った庭のモミジが臨めます。
オールステンレスのシステムキッチンも設置して、このおうちのメインとなる空間に仕上げました。
以前は暗かった1階奥の一部屋も、改修が終わってみると一番落ち着ける場所になって、藁の素材感がある土壁に囲まれながら静かに読書をするのにおすすめです。
1階には和室につながる広い土間もつくったので、こちらはちょっとしたオフィスとしても使っていただけると思います。
家の記憶をたどりながら、次にどんな方がお住まいになるか想像しながら改修したおうち。
ぜひ大切に使ってくださる方に引き継いでいただければ幸いです。
photo by Nik van der Giesen
物件番号/sale-00044
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情報更新日/2023年06月10日